■ブロックチェーンと仮想通貨ビットコイン■新時代の潮流と静かな革命■

■ブロックチェーン&仮想通貨研究所ザイオンスター■代表のTomohiko Fujiwaraです。代表取締役社長、CEO、CFO。米国税理士、1種証券外務員、FASS最上級、CFO資格、BATIC AMなどの合格者 ■ブロックチェーンの将来性と変革力、価値、重要性

■「ブロックチェーン」を使った「証券決済」による効率化。

■「証券決済」は、「証券決済機関(CSD)」が電子的な 帳簿を保有し、各市場参加者の証券の保有残高をシステム で管理する「中央型帳簿による集中管理」がされてきまし た。 ■「証券決済」は、多様な当事者が関与している上に、取 引照合や清算、決済など多…

■「ブロックチェーン」を用いた「証券決済」

■金融業務における「ブロックチェーン」の応用先とし て、有望視されている分野が「証券決済」です。 ■「証券決済」は、証券の取引後の清算や決済などを行う プロセスであり、「ポストトレード分野」とも呼ばれてい ます。 ■すでに「証券決済」の分野では、…

■「ブロックチェーン技術」を用いた国際送金で、コスト削減。リップル社。

■リップル社では、「ブロックチェーン技術」を用いた 「国際送金」の仕組みによって、従来の送金方法に比べ て、「大幅なコスト削減」が可能になるものとしていま す。 ■例えば、1件500ドルの「国際送金」のケースでは、1 件あたりのコストは、従来のコス…

■「ブロックチェーン技術」を用いて国際送金。「リップル・プロジェクト」

■リップル社による「リップル・プロジェクト」では、 「ブロックチェーン技術」を用いて、銀行と銀行がネット ワークで直接つながり、「分散型台帳技術」で情報を共有 しつつ、送金を行うというモデルを構築しています。 ■複雑な仲介のプロセスを省くことに…

■「ブロックチェーン技術」で「国際送金」の問題解決を図る「リップル社」

■「ブロックチェーン技術」を用いて、「国際送金」の高 コストや非効率性を解決しようとする試みが行われていま す。 ■代表的なものは、「リップル社」の進める「リップル・ プロジェクト」です。 ■「リップル・プロジェクト」は、銀行間を「分散型台帳 のネ…

■「ブロックチェーン」と「国際送金」

■「ブロックチェーン」は、金融業務において様々な分野 への応用が考えられていますが、なかでも最も有力な分野 の1つが「国際送金」です。 ■国際送金は、国境を越えた支払いという意味で、「クロ スボーダー・ペイメント」と呼ばれます。 ■「国際送金」に関…

■「ブロックチェーン」をつかった「決済コイン型デジタル通貨」と「資金決済システム」

■「ブロックチェーン」による「資金決済システム」は、 「決済コイン型デジタル通貨」のみで構築してもあまり意 味がないとされています。 ■同じ「ブロックチェーン」環境下で、「決済コイン型デ ジタル通貨」が、「他の資産」とともに資金決済が行われ るよ…

■「ブロックチェーン」を使った「決済コイン型デジタル通貨」

■各国の「中央銀行」が行っている実証実験をみると、カ ナダのCADコイン、日本の基礎実験、シンガポールのデジ タルSGD、香港の実証実験などは、中央銀行の発行する 「デジタル通貨」を、「銀行間の資金決済」に利用しよう とするものです。 ■すなわち、これ…

■オープン型の「ブロックチェーン」の限界。「現金型デジタル通貨」の検討課題。

■「オープン型」の「ブロックチェーン」では、取引デー タを改ざんして不正な取引を行おうとする悪意の参加者が 入ってくる可能性があります。 ■悪意の参加者がいても、正しい取引データのみが次のブ ロックに記録されていくようにするために、取引を承認し …

■「ブロックチェーン」を使った「現金型デジタル通貨」の発行。

■「現金型デジタル通貨」では、「ブロックチェーン」を 用いた「デジタル通貨」を、中央銀行が国民に対して直接 発行します。 ■国民は、ネットワークを通じて、お互いにこのデジタル 通貨をやりとりして支払いを行うことになります。 ■中央銀行が「公的な仮…

■「ブロックチェーン技術」を用いた「デジタル通貨」と「デジタルの分散型システム」

■「銀行券」は、個人や企業の保有残高を中央銀行が一元 的に管理することはありません。 銀行券は完全な「分散型のシステム」です。 ■「ブロックチェーン技術」は、分散型の帳簿により参加 者の取引や残高の管理を可能とする仕組みであり、「分散 型のシステ…

■「ブロックチェーン技術」を用いた「中央銀行デジタル通貨」イギリスのイングランド銀行の場合。

■「イギリス」の中央銀行である「イングランド銀行」で は、中央銀行によるデジタル通貨の発行可能性というアジ ェンダが掲げられました。 ■「ブロックチェーン技術」を使った「中央銀行デジタル 通貨」が選択肢の一つになるとしています。 ■「中央銀行デジ…

■「ブロックチェーン」を使ったデジタル通貨の実証実験をする中央銀行。

■多くの「中央銀行」が、「ブロックチェーン」を使った 「デジタル通貨」の実証実験に乗り出しています。 ■他国に遅れをとることなく、「ブロックチェーン」を導 入する環境を整えておかなければならないという中央銀行 間の競争意識といったものが見え隠れ…

■「ブロックチェーン技術」を利用した「中央銀行デジタル通貨」の発行。

■「私的デジタル通貨」が、ビットコインのBTCのよう に、独自の通貨単位を持っているのに対して、「公的デジ タル通貨」では、ドル、円など各国の通貨単位を用いま す。 ■従来型の現金と「中央銀行デジタル通貨」は、1対1の交 換比率で交換されます。 そのた…

■「ブロックチェーン」を用いた電子的な通貨「デジタル通貨」

■「ブロックチェーン技術」を用いて発行される「電子的 な通貨」は、従来型の電子マネーや電子現金と区別するた めに、一般に「デジタル通貨」と呼ばれています。 ■中央銀行が発行するデジタル通貨は、「中央銀行デジタ ル通貨」や「法定デジタル通貨」と呼…

■「金融分野」に「ブロックチェーン技術」を導入する場合の方向性。

■金融分野に「分散型台帳技術」を導入する場合には、 ①参加者の範囲を絞り込むクローズド型にする。 ②合意形成は、取引の高速処理が可能なビザンチン・フォ ールト・トレランス系のアルゴリズムや当事者間による取 引承認によって行う。 ③必要な場合には、ノ…

■「ブロックチェーン」導入時に決めるべきこと。「取引データの閲覧性」

■「ブロックチェーン」導入時に、「取引データの閲覧 性」をどの程度に設定するかを考える必要があります。 ■例えば、「ビットコイン」では、すべての取引データが ネットワーク上の分散型台帳で共有される仕組みになって おり、ネットワーク上の全員が閲覧…

■「ブロックチェーン」導入時に決めること。「ノードの役割と権限」

■「ブロックチェーン」導入時に、全ての「ノード(参加 者)」に平等に同じ役割を持たせるのか、ノードによって 役割や権限を分けるのかは、検討すべきポイントとなりま す。 ■「ビットコイン」では、すべての参加者が同じ役割分担 となっており、同じ資格で…

■「ブロックチェーン」導入時に決めるべきこと。「コンセンサス・アルゴリズム」

■「ブロックチェーン」導入時に、「オープン型」か「ク ローズ型」を選択することは、取引承認の合意形成を行う ための「コンセンサス・アルゴリズム」として何を選ぶの かにも直結してきます。 ■ビットコインのような「オープン型」を採用する場合 は、不特…

■「ブロックチェーン」導入時に検討すること。

■ブロックチェーンを実際の業務に導入する場合、その導 入の方法には様々なバリエーションがあります。 ■ブロックチェーンを金融分野に応用する場合に検討すべ きことの1つとして、オープン型かクローズ型かの選択が 挙げられます。 ■不正の対策として、参加…

■「ブロックチェーン」技術の応用。「証券決済」

■「ブロックチェーン」技術の応用先として、「国際送 金」と並んでいるのが、「証券決済」の分野です。 ■株式や債券といった証券の決済は、多数の当事者が関係 する複雑なプロセスとなっていますが、「ブロックチェー ン」を利用することによって、プロセス…

■「ブロックチェーン技術」を利用した「国際送金」

■「国際送金」は、これまで相手先への着金までに時間が かかることや、手数料が高いといった問題点がありまし た。 ■「ブロックチェーン」の技術を使って、国際送金の問題 を克服し、国際送金を早く、安く行おうとする動きがみら れます。 ■「ブロックチェー…

■「ブロックチェーン」の応用例。

■「ブロックチェーン」は、金融のあり方を抜本的に変え る技術として注目されており、金融分野において様々な応 用が考えられます。 ■「ブロックチェーン」の応用例は、国内送金や、国際送 金、クラウドファンディング、貿易金融、債権管理、債券 発行、証券…

■代表的な「ブロックチェーン」開発。「コルダ」

■「コルダ」は、「R3コンソーシアム」が開発を進めてい る「ブロックチェーン」であり、金融業界向けに特化した 分散型台帳技術です。 ■「R3」は、米国の技術系スタートアップ企業です。 R3が中心となり組織した「R3コンソーシアム」には、世 界中の主要銀行…

■代表的な「ブロックチェーン」開発。「ハイパーレッジャー・ファブリック」

■「ハイパーレッジャー・ファブリック」は、リナックス 財団が、「ハイパーレッジャー・プロジェクト」として開 発している「ブロックチェーン」です。 ■「ハイパーレッジャー・ファブリック」は、金融業界向 けの「ブロックチェーン」としての標準化を志向…

■「コンセンサス・アルゴリズム」「プルーフ・オブ・インポータンス」と「ビザンチン・フォールト・トレランス」

■「コンセンサス・アルゴリズム」 ■「プルーフ・オブ・インポータンス」…POI。ネットワ ーク上の資産の保有量・保管期間に加え、直近の使用頻度 が高いほど、マイニングの難易度が低くなる仕組みです。 他の参加者と多くの取引を行い、ネットワーク内での貢…

■「コンセンサス・アルゴリズム」 「プルーフ・オブ・ワーク」と「プルーフ・オブ・ステーク」

■主要な「コンセンサス・アルゴリズム」 ネットワーク上で参加者の合意形成を行います。 ①「プルーフ・オブ・ワーク…コンピュータ」による負荷 の高い複雑な数学的な問題を解くことにより、最初に答え を見つけた人がブロックの更新権限を持つ仕組みです。 ➁…

■「ブロックチェーン」 「オープン型」における「取引承認」

■「ビットコイン」のような「オープン型」の 「ブロックチェーン」では、世界中の誰もがネッ トワークに参加でき、また取引の承認作業にも、 誰もが参加することができます。 ■このため、取引データを改ざんして、不正なブ ロックを作成しようとする悪意の参…

■「ブロックチェーン」と「コンセンサス・アルゴリズム」

■「ブロックチェーン」の「オープン型とクローズ型」の 区別が重要なのは、それが「合意形成」の方法に密接に関 係しているためです。 ■「合意形成」というのは、分散したデータベース上に多 数存在する台帳情報を、ネットワーク上の全員で共有する ための手…

「ブロックチェーン」の利用方法。「オープン型」と「クローズ型」

■「暗号通貨および仮想通貨」などで使われてい る「オープン型」では、ネットワークへの参加を 自由にする代わりに、お互いに知らない者同士が 安全に取引を行えるようにする必要があり、また 悪意の取引者の存在を前提に仕組みを設計してい くことが必要で…