■ブロックチェーンと仮想通貨ビットコイン■新時代の潮流と静かな革命■

■ブロックチェーン&仮想通貨研究所ザイオンスター■代表のTomohiko Fujiwaraです。代表取締役社長、CEO、CFO。米国税理士、1種証券外務員、FASS最上級、CFO資格、BATIC AMなどの合格者 ■ブロックチェーンの将来性と変革力、価値、重要性

2020-01-01から1年間の記事一覧

■「ブロックチェーン」と「ビジネスにおける権力の分散化」

■「ブロックチェーン」には、「ビジネス」の在り方を根 本的に大きく変化させる可能性があります。 その象徴的なものが「権力の分散化」です。 ■「ブロックチェーン」には管理主体がありません。 「ビットコイン」の「取引所」に値する存在はあっても中 心は…

■「ブロックチェーン」を活用した「スマートコントラクト」と「プロジェクト管理」について。

■「プロジェクト管理」に「ブロックチェーン」を使う場 合は、細分化した各タスクを「スマートコントラクト」と して定義していきます。 ■遅れが生じているタスクもすぐに把握でき、他のタスク にどの程度影響するかもわかります。 ■スケジュール調整もソフ…

■「ブロックチェーン」を用いた「スマートコントラクト」による「業務の効率化」について。

■「ブロックチェーン」を使った「スマートコントラク ト」は、業務上の契約などをよりフェアなものにする可能 性があります。 ■「ブロックチェーン」を活用した「スマートコントラク ト」は、簡単な例で言うと、ある条件が満たされた場合 に、デジタルな資産…

■「ブロックチェーン」と「信用」について。

■「ブロックチェーン」を活用すれば、「信用」を可視化 できるようになります。 ■例えば、ある業務を行ったという記録があるとします。 その業務の顧客に関しては社外に開示できませんが、その 日時にその業務を遂行していたということは証明できま す。 ■「…

■「ブロックチェーン」を活用した「人材採用」について。

■有効な方法の1つとして、「スマートコントラクト」の 使用があります。 ■「ブロックチェーン」を活用した人材採用のベンチャー 企業「Aworker」では、「ブロックチェーン履歴書」とい えるようなサービスを提供しています。 ■「ブロックチェーン」上に、ス…

■「ブロックチェーン」と「スマートコントラクト」

■「ブロックチェーン」は「仮想通貨」だけでなく、多種 多様な分野における取引への応用が期待されています。 ■「ブロックチェーン」の技術だけでなく、その上で機能 する「スマートコントラクト」を使うことが前提となって いるものが多いです。 ■「スマー…

■「ブロックチェーン」と「暗号化&複号化」

■「ブロックチェーン」上でのやり取りとしては、 まずAさんが取引の記録を自分の秘密鍵で暗号化し、ネッ トワークに送信します。 ■ネットワーク上の「マイナー」はその情報を受け取ると Aさんの公開鍵を使って複号化します。 ■そして正しく複号化できた場…

■「ブロックチェーン」の「改ざんされない仕組み」

■「ブロックチェーン」の「ブロック」には、取引の記 録だけではなく、「ハッシュ値」と「ナンス」と呼ばれ るものが書き込まれています。 ■「ブロック」が生成されて直前の「ブロックとチェー ン」でつながれ、次のブロックでは新たな取引情報ととも に前の…

■「ブロックチェーン」の「基本的な仕組み」

■「ブロックチェーン」を使った「ビットコイン」の場合 は、「取引内容」が「ブロック」と呼ばれる入れ物の中に 記録されます。 ■「ブロック」には「10分単位」で取引を記録されてい ます。 ■この「ブロック」が時系列に連なっているものが、「ブ ロックチ…

■「ブロックチェーン」の「仕組み」

■「ブロックチェーン」による分散型システムの場合に は、ネットワーク上の複数の「ノード」が分散して同じ情 報を持っています。 それぞれのノードは、そのノードを構成するコンピュータ ―上でブロックチェーンを保存します。 ■「ノード」の内の1つや2つが…

■「ブロックチェーン」の特徴。 「匿名性の保持」

■「ブロックチェーン」には、「透明性」がある一方で、 「匿名性」もあります。 ■「仮想通貨」の送金では、どのウォレットからどのウォ レットに送金されたのか、その金額はいくらなのかという ことが「ブロックチェーン」に記録されていきます。 その取引の…

■「ブロックチェーン」の特徴。「改ざんが困難で、信頼性が高い」

■「ブロックチェーン」はその仕組み上、記録されている 内容の改ざんが非常に困難です。 ■理論的には改ざんすることが可能ですが、改ざんを実行 するには非常に大きな計算のためのエネルギーが必要であ るため、改ざんは不可能に近いです。 ■従来は、人や組…

■「ブロックチェーン」の特徴。「参加者の制限なし」

■「ブロックチェーン」の特徴の一つとして、「参加者に 制限がない」ことが挙げられます。 ■基本的に、「ブロックチェーン」は「パブリックなも の」で誰でも参加でき、参加者がみんなで監視して記録す る仕組みになっています。 ■「ブロックチェーン」の参…

■「ブロックチェーン」と「ノード」

■「ブロックチェーン」は特定の組織が一カ所で管理して いるわけではありません。 ■「ブロックチェーン」に参加している世界各地の「ノー ド」と呼ばれるコンピュータ上で動いています。 ■メリットとして、「ノード」の一部が壊れても、他のノ ードが機能す…

■「ブロックチェーン」と「暗号通貨・仮想通貨」

■「ブロックチェーン」は、日本語では「分散型台帳」と 訳されます。 「ブロックチェーン」は全ての取引を記録する「仮想的な 台帳」です。 ■「ブロックチェーン技術」を用いたものが、「ビットコ イン」であり、「ブロックチェーン」を活用した「他の仮 想…

■「ブロックチェーン技術」を使って「証券の引き渡し」 をする際に、「DVP決済」を実現する方法。

■「ブロックチェーン技術」を使って「証券の引き渡し」 をする際に、「DVP決済」を実現する方法。 ①既存の決済インフラとの連携 ②民間決済コインの活用 ③中央銀行デジタル通貨の活用 という3つの方法が考えられます。

■「ブロックチェーン」を使った証券決済。「ファイナリティ(決済完了性)」

■「ブロックチェーン」を用いた「証券決済」において、 「ファイナリティ」が確保できるかどうかは、重要な課題 です。 ■「証券決済」では、証券の受け渡しと資金の支払いが、 一定の時点で「ファイナリティ(決済完了性)」を持ち、 無条件に取消不能となっ…

■「ブロックチェーン」を用いた「証券決済」の検討すべき点

■「証券決済」の分野における「ブロックチェーン」の応 用に関しては、多くの市場で実証実験が行われています。 実際に「証券決済」に「分散型台帳技術」を応用するにあ たっては、検討を要するいくつかの点があります。 ■ファイナリティの確保や、証券と資…

■「ブロックチェーン」を使った「電子議決権行使」のためのシステム。

■「ナスダック」は、「エストニア」の証券取引所と証券 決済機関と共同で、プロジェクトを進めています。 ■「ブロックチェーン技術」を使って、「上場企業の電子 議決権行使」のためのシステムを開発することを目指して います。 ■「議決行使」までの複雑な…

■「ブロックチェーン」を利用した証券決済。「ナスダック・リンク」

■「ナスダック・リンク」と呼ばれる「パイロット・プロ ジェクト」は、スタートアップ企業である「チェイン社」 との協力により、同社が開発した「チェイン・コア」とい う「ブロックチェーン技術」を用いて実施されています。 ■「チェイン・コア」では、「…

■「ブロックチェーン」を使った「証券決済」においてリードする「ナスダック」

■「ブロックチェーン」を使った「証券決済」の分野にお いて、世界をリードしているのが、アメリカで新興企業向 け株式市場を運営している「ナスダック」です。 ■「ナスダック」は、2015年から「ブロックチェーン」を 使った「パイロット・プロジェクト」を…

■「ブロックチェーン」を使った「証券決済」による効率化。

■「証券決済」は、「証券決済機関(CSD)」が電子的な 帳簿を保有し、各市場参加者の証券の保有残高をシステム で管理する「中央型帳簿による集中管理」がされてきまし た。 ■「証券決済」は、多様な当事者が関与している上に、取 引照合や清算、決済など多…

■「ブロックチェーン」を用いた「証券決済」

■金融業務における「ブロックチェーン」の応用先とし て、有望視されている分野が「証券決済」です。 ■「証券決済」は、証券の取引後の清算や決済などを行う プロセスであり、「ポストトレード分野」とも呼ばれてい ます。 ■すでに「証券決済」の分野では、…

■「ブロックチェーン技術」を用いた国際送金で、コスト削減。リップル社。

■リップル社では、「ブロックチェーン技術」を用いた 「国際送金」の仕組みによって、従来の送金方法に比べ て、「大幅なコスト削減」が可能になるものとしていま す。 ■例えば、1件500ドルの「国際送金」のケースでは、1 件あたりのコストは、従来のコス…

■「ブロックチェーン技術」を用いて国際送金。「リップル・プロジェクト」

■リップル社による「リップル・プロジェクト」では、 「ブロックチェーン技術」を用いて、銀行と銀行がネット ワークで直接つながり、「分散型台帳技術」で情報を共有 しつつ、送金を行うというモデルを構築しています。 ■複雑な仲介のプロセスを省くことに…

■「ブロックチェーン技術」で「国際送金」の問題解決を図る「リップル社」

■「ブロックチェーン技術」を用いて、「国際送金」の高 コストや非効率性を解決しようとする試みが行われていま す。 ■代表的なものは、「リップル社」の進める「リップル・ プロジェクト」です。 ■「リップル・プロジェクト」は、銀行間を「分散型台帳 のネ…

■「ブロックチェーン」と「国際送金」

■「ブロックチェーン」は、金融業務において様々な分野 への応用が考えられていますが、なかでも最も有力な分野 の1つが「国際送金」です。 ■国際送金は、国境を越えた支払いという意味で、「クロ スボーダー・ペイメント」と呼ばれます。 ■「国際送金」に関…

■「ブロックチェーン」をつかった「決済コイン型デジタル通貨」と「資金決済システム」

■「ブロックチェーン」による「資金決済システム」は、 「決済コイン型デジタル通貨」のみで構築してもあまり意 味がないとされています。 ■同じ「ブロックチェーン」環境下で、「決済コイン型デ ジタル通貨」が、「他の資産」とともに資金決済が行われ るよ…

■「ブロックチェーン」を使った「決済コイン型デジタル通貨」

■各国の「中央銀行」が行っている実証実験をみると、カ ナダのCADコイン、日本の基礎実験、シンガポールのデジ タルSGD、香港の実証実験などは、中央銀行の発行する 「デジタル通貨」を、「銀行間の資金決済」に利用しよう とするものです。 ■すなわち、これ…

■オープン型の「ブロックチェーン」の限界。「現金型デジタル通貨」の検討課題。

■「オープン型」の「ブロックチェーン」では、取引デー タを改ざんして不正な取引を行おうとする悪意の参加者が 入ってくる可能性があります。 ■悪意の参加者がいても、正しい取引データのみが次のブ ロックに記録されていくようにするために、取引を承認し …